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リノベーション必要性

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今するべき建物の有効活用

リノベーション――すでにある建物に大規模な改修工事を施して、以前より高い性能と価値を与え、建物を再生させること。ここ数年で急激に需要が伸びた工事で、今後もさらに発展していく分野だといわれています。

日本の住宅はスクラップ・アンド・ビルド

首都・東京には現在住宅が1,300万戸あり、毎年そのうちの30~40万戸が中古住宅市場で売買されています。この30~40万戸という数字は諸外国に比べて多く、それには住宅の寿命が関係しています。
イギリスの住宅寿命が140年、アメリカでは100年の寿命があるのに対して、日本はたったの30年。欧米などと比べて建物の寿命が短い日本では、建てては壊すといったサイクル(スクラップ・アンド・ビルド)が延々と続けられているのです。

なぜ日本の住宅寿命は短いのか?
寿命が短い原因は日本人の意識にありました。「住まいは世代ごとに建て替えるもの」という意識が浸透していて、日頃のメンテナンスなどを怠っているためです。また、戦後すぐに建てられた住宅の質が低く建て替えが必要であったこと、また中古住宅市場が活発でなく、建物の評価がすぐに下がりやすいことなども加わります。

消費大国日本が生き残るために

建物が次々と建てられては壊される日本。建てられるたびに建築関係者の人件費がかかり、建築資材費がかかり、住宅価格は高騰し……といった消費拡大をひた走っています。しかし今後は少子化&超高齢社会、人口の減少が進み、消費を続けるわけにはいかない時代となってきました。
そこで少しずつ広がり始めたのが「今ある住宅を有効活用するリノベーション」という考え方。戸建てやマンションなど住宅のみに留まらず、ビルや店舗などにも採用する姿勢が見られ、社会的に浸透しつつあります。

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